このレビューはネタバレを含みます
登場人物達を、作中の映画にオーバーラップさせる手法が、複数の人物に線を引いて切り分ける役割を果たしていて、アホの俺にも優しい。
しかし、分かったようでよく分からん。
無神論者の眼科医は、殺人を犯した罪悪感から神の存在を意識し始めたが、重圧に耐えきれず結局また神を否定した。
対して、ベンは盲目になっても神を信じている。
罪を認識して背負い続けるか、神はいないと開き直ってストレスのない平坦な人生を歩むか。
「神の創造には幸福が欠けているかのように見えます。でも愛を胸に秘めた人々は、無感動な世界に意義を伝える事ができます」
人生に意味なんてねえよ、と開き直るのは楽だし簡単だが、その分喜びも少ないぞと、言われたような気がした。
コメディはここからや
選択こそが創造や
嫌いな奴を悪意ある編集して笑いながら見るウディアレンの演技面白い。
映画にはよく映画を見るシーンが出てくる。