ウディ・アレンの重罪と軽罪の作品情報・感想・評価

「ウディ・アレンの重罪と軽罪」に投稿された感想・評価

Hiroya

Hiroyaの感想・評価

4.1
シニカルなコメディドラマ。

2人の主人公。
富と名声を得ている関わらず
浮気相手に人生を揺るがされる
危機を感じ女を殺してしまう眼科医。
私生活では夫婦関係上手くいかず
冴えないドキュメンタリー映画を
撮り続けている
ウディアレン演じる映画監督。


ウディアレンの映画監督としての
手腕と俳優としてのウディアレンが
本当に素晴らしいと思う映画。

ウディアレンの現実感や人生観が
個人的に好きです。

僕個人にやっぱりなんですが
ウディアレンは憧れの負け組。

浮気、そして殺人という行為を経て
敬虔な教えの元に育ってきた眼科医。
その贖罪を感じながら生きるというのが
映画的な正しさなのだと思うのに
たった数ヶ月で「朝が目が覚めたら」
と言わしめてしまうこの現実感。
罪の意識なんて時間でクリア出来てしまう。

実際はこうでしょ。
みんな実はそんなでしょ。

ウディアレンの人をリアルに描く
意地悪さ、怖さ。

冴えない映画監督が崇拝する
哲学者が自殺する。
これをギャグとして撮るところ。


シニカルにギャグをする
天才ウディアレンに脱帽の作品。
Hayato

Hayatoの感想・評価

-
観てる人少ない
でも飾り過ぎず、重くなり過ぎず、バランスいい
ウディの打ちのめされたけど、眼には力があっていい顔だなぁと。

あと古いニューヨークの街並みの写真集欲しい。笑
映画の後のレッスンの言い方の軽さよ。
saito

saitoの感想・評価

4.6

このレビューはネタバレを含みます

実はウディアレンの中で一番好きかも。

演技、けっこう大げさだけど、リアリティを持てばこのぐらいやっても良いんだよなー。動き回ってる方が自然。ロングショットで、このぐらいやりたいんだよなー。

文学、哲学的なことが絡められていて、不条理まけど悲劇ではなく人生が面白おかしく描かれていて。とても好き。
ウディアレンの作品、これは30年近く前の作品だし、少しずつ変化してるけど、本質はほとんど変わってないね。。☻
犬

犬の感想・評価

3.7
選択

眼科医のジュダは、数年前から愛人ドロレスと付き合っているが、その関係を彼女にバラされそうになる
一方、ドキュメンタリー監督のクリフは、妻がいるにも関わらず、仕事で知り合った女性と良い関係になる

人間の愛と嘘、成功と挫折をふたつのストーリーから描くコメディドラマ

2人の男の顛末やいかに⁉︎

人生は映画みたいにはいかない

これは色々思うところがある
深いです♪

会話劇、雰囲気、笑い
これぞウディ・アレン節でした

監督の映画好きが伝わってきますね〜

仕事の感じも良かった
この作品、ウディ・アレン監督によって描かれたシリアス&クライム&コメディなどがミックスされた不思議な楽しさの映画だった。
特筆すべきは、冒頭テロップで知った「撮影監督:スヴェン・ニクヴィスト」🎥
やはりスヴェン・ニクヴィストの切り取る映像は美しく、パーティ場面の光、重罪に悩んだ眼科医が生家を訪れて過去の風景を見ながら自分も会話に参加するシーンの不思議さは見事!

物語は2つの話が並行的に描かれており、眼科医(マーティン・ランドー)は妻子持ちであるにもかかわらず元スチュワーデスの女性(アンジェリカ・ヒューストン)と2年の不倫関係の果てに「妻に関係をばらす」・「基金の使い込みもばらす」と脅迫されて苦悩する眼科医。
もうひとつの話は、さえないドキュメンタリー映画監督(ウディ・アレン)がやはり妻がいるにも拘らず、テレビ関係者の女性(ミア・ファロー)に恋をする。
そして、さまざまな「罪」を感じる事件などが起こるが、全編にわたって楽しい映画だった。

また、この作品、ウディ・アレンが少女を連れて映画鑑賞するシーンが何回か出て来るのだが、4~5本チラリと登場した映画は全く判らなかった。でも、ウディ・アレンたちが出て来た映画館の看板が『スミス夫妻(Mr.&Mrs. SMITH)』だったのだが、「ヒッチコックのスミス夫妻にあんな場面あったかな~?」と思っていたら、エンディング・クレジットで確認したら、やはり『スミス夫妻』だった…(汗)
…『スミス夫妻』観直しが必要だと思った。
それ以外は、エンディング・クレジットによれば、『Last Gangster』、『拳銃貸します』、『Francis』、『Happy Go Lucky』の“クリップ使用”とのことだが、『スミス夫妻』以外は未見。…まだまだ自分など未熟者だと思ったりした。。。

繰り返しになるが、スヴェン・ニクヴィスト撮影の映像が、やはりベルイマン監督作品的であり見事なので、観る価値が高い映画の1本だと思う。
am

amの感想・評価

4.1
相変わらずのウディ・アレンでとても良かった。ジョークが一つ一つツボに入ってしまい笑いが止まらなかった。
人間は選択によって自分を知る
幸せが欠けてるように見えるがシンプルなテーマから喜びを見出すことができる

ラストの語りを何回も見直した
どう選択してどう喜びを見出して行くか
「コメディとは悲劇+時間」なるぼどなと思った

このレビューはネタバレを含みます

“人は産まれおちたその瞬間から
多くの愛を必要とする”

私達は偉大な人物の名言やいかにもそれっぼい台詞に
簡単に躍らされてしまう。
そして・・・簡単に裏切られもする。

どんな素晴らしい名言も
人生を語るにはあまりにも軽く頼りなさ過ぎる。

人生には確かなものなどないし
綺麗に比例することもない。
理不尽で矛盾だらけの世界。

真面目にこつこつ働き
はめを外さず無駄使いもしない善人でも
愛されず必要とされず虚しい人生を送っていたりする。

真理をついているような名言は
いくらでもあるけれど
人が作る言葉は結局のところ
言い訳であり、願望であり、嘆きであり、戒めであり
それ以上でもそれ以下でもない。

人類は違う神を信じることで争いを繰り返しているけれど
同じ神を崇める人でもその教えの解釈は千差万別。

神ってのは見上げてもそこには居ない。
神ってのはいつも自分の心の中にいる。
がく

がくの感想・評価

3.6
いつも通りのウディ・アレン。


ウディ・アレン作品のお手本みたいな作品。なのだが、それ故作品としての個性が無くて、すぐに内容を忘れてしまいそう。
池田

池田の感想・評価

3.5
これは…今まで見ないタイプだった.
不条理と賛美とが入り混じったザッツライフ的な結論.
我々は苦悩しながらも意外とシンプルなものに真の喜びを見つけることができる. 家族とか仕事とか.
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