リョータ

おとなのけんかのリョータのネタバレレビュー・内容・結末

おとなのけんか(2011年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

大人になる=装うのが上手くなるだけ とわかる映画

11歳のザッカリーが同級生のイーサンに怪我を負わせる。ザッカリーの両親はイーサンの両親に謝罪に行く。
最初は全員物分かりの良い「良い親」を演じているが、次第に化けの皮が剥がれてくる。
前夜にペットのハムスターを捨てたイーサン父。
遠くの悲劇に同情することを趣味とするイーサン母。
仕事の電話ばかりするザッカリー父。
ハムスターを捨てると言う行為を許せないザッカリー母。
一度話が終わり、帰りかけるが、ハムスターの話がぶり返され、子供の話を離れハムスターの話へ。ここで父同士が意気投合。構造が親対親から男対女へ。そこから何やかんや。
最終的には親の気など知らずに変わらず仲良くするザッカリーとイーサン。

短いし、ワンシチュエーションだしで、物足りないかなと思ったけど、かなり面白かった。
リョータ

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