ショコラ

アンタッチャブルのショコラのレビュー・感想・評価

アンタッチャブル(1987年製作の映画)
4.8
クライムサスペンスの傑作。

まず、オープニングクレジットのセンスの良さに痺れる。

バックに流れるエンニオ・モリコーネのテーマ曲。

アルマーニのスーツを着こなすイカした男達。

エリオット・ネス率いる財務省捜査官チーム「アンタッチャブル」と、マフィアの帝王アル・カポネとの対決。

若くてハンサムなケヴィン・コスナー。

対するデ・ニーロの、貫禄たっぷりのふてぶてしさはさすが。

老警官役ショーン・コネリーの存在感や、アンディ・ガルシアが、内に秘めた熱血漢の新米警官を好演。

頼りなさそうな風貌のチャールズ・マーティン・スミスもなかなか。

脇役ながら白スーツの男、ビリー・ドラゴが印象的。

その不気味で憎々しい演技が強烈。

とにかく、全編スリリングでテンポよく、飽きさせない。

ショーン・コネリー、オスカー受賞納得の演技。

あのシーンは思わず涙腺が緩んだ。

有名な乳母車シーンなど、最後まで見逃せない展開。

ラストもカッコいい。
ショコラ

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