【タズシネマ】
大好き!デパルマの最強映画。
内容は史実から着想のアメリカの禁酒法時代の話。(1920-30年代もう100年経つんですね)
信じられます?酒が全面的に違法になってた時代がアメリカにあったなんて。で、当然マーケットは地下に潜りマフィアが暗躍。で取り締まる側と戦う流れです。
話としておもしろいのは、主役が警察とかFBIとかじゃなくて財務省の役人というところ。
デパルマ臭とテーマが激烈マッチしててほんとにかっこいい。キャストも揃ってかっこいい。
ケビンコスナー、ショーンコネリー、アンディガルシア、ロバートデニーロ。
アンディガルシアをスカウトするシーンと、乳母車止めながら狙いはバッチリですのシーン痺れすぎておしっこ漏れた。
・衣装はすべてアルマーニだそうです
・階段落ちのシーンは「戦艦ポチョムキン」のオマージュだそうです(観てみたい)
・ストイックな役作りは、セロン様とか、クリスチャンベールとかが有名ですがデニーロは役の為に前髪を抜いたそうです。(あと関係ないですが楢山節考の坂本スミ子は役作りの為前歯4本抜きました。すごい。。)
・三谷幸喜のマジックアワーにこの映画のオマージュシーンがあります。
※あとトリビアですが、いろんなカクテルができたのはこのアメリカの禁酒法の影響だという説があります。それまではウイスキーとかジンとかをストレートで飲むのが一般的だったのが、酒禁止だからジュースとかと混ぜて、これは酒じゃない、ということにしてたらしいです。で客には酒が入ってることがわかるように、またステアがわりに鶏のしっぽ(cock tail)をオシャレに添えたのでカクテルと呼ばれるようになったと。諸説ありあくまでも一説です。巧いやり方ですね。
また緊急事態宣言下の東京では、店の酒を勝手に飲んだら罰金500円の店があるそうです。ハッピーアワーは罰金250円だそうです。
https://twitter.com/knnkanda/status/1386164147486748672?s=21