カフェポタリスト

時代屋の女房のカフェポタリストのレビュー・感想・評価

時代屋の女房(1983年製作の映画)
3.5
録画したVHSを所有していたが、処分してしまったので十数年ぶりの鑑賞。スクリーンでの鑑賞は初めて。
東京の場末、大井町に蠢く、訳あり人物の吹き溜り···村松友視の直木賞受賞作の映画化。
話自体は好みではないが、80年代の大井町の町並みを、定期的に見たくなる。
時代屋はほどなくして、大井町から六本木に移っていったが、その後どうなったか···
監督の森崎東と夏目雅子、渡瀬恒彦の両人はおろか、健在なのは藤田弓子だけという現実に愕然とする。

追記
昨日、あの歩道橋を渡って時代屋跡地を見に行きましたが、駐車場になったままでした。