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ニンゲン合格のmiのレビュー・感想・評価

ニンゲン合格(1999年製作の映画)
4.2
省略でテンポを生むことで、長回しが活きてくる。「台北ストーリー」のオマージュがあからさまかつあまり効いてない気はしたが、自分で決めろって藤崎さんも言ってたしな。
何もなかった土地に10年分の空白を埋めるかの如く立ち上る生活。強引に引っ張られていた手で作り上げる生活。
哀川翔が外務省からの電話を取るのとかいいよなぁ。
馬のキャスティング大成功してる。あの馬の危うげで朧げな存在感がまんま主人公の存在感とリンクしてるように思えなくもない。
あと、とにかく段ボールで処理する。
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