めちゃくちゃ傑作だろこれ… やっぱ黒沢清はオリジナル作品の強度がバチクソ強い(濃度が濃い的二重形容)。西島秀俊初主演をここまでのものに昇華する手腕。1999年。『CURE』の次の年に撮影。よく考える…
>>続きを読む生きるための証とは何か?
陳腐な物言いにはなるが、結局それは他者の存在に他ならない。他者がいるからこそ、自分という存在が相対的なものとして浮かび上がってくる。
10年の昏睡から醒めたにも関わらず、生…
監督が、映像として露骨にエドワードヤンをやろうとしていたという一本。
本当にエドワードヤン感あふれるショットがたくさんあって、映像的にすごく好きだった。
明らかに台北ストーリーのフジフィルムのシー…
「俺、存在してた?」
心が温まるか否かは、あなた次第です系の黒沢流ヒューマン作品
監督が黒沢清なのでどうしても不穏さうっすら伝わってくる、そんな雰囲気の撮り方だもの…
西島秀俊が若ーい❗😳
事故…
西島秀俊初主演の作品。役所広司、哀川翔との新旧黒沢常連俳優の交わる一作。交通事故で10年間寝たきりだった主人公が突然目覚め、自己を再構築していくヒューマンドラマ。必ずいつかは消えゆくこの世界で、何か…
>>続きを読む黒沢清らしい淡々としながら奥底では不穏さがが漂う空気感にいつも通り魅了された。
中盤には黒沢作品には珍しく多少ほっこりするような展開もありつつ唐突な結末。
エンディングの馬の本とニューヨークの絵はが…
【ニンゲンの合格と人間の不合格】
“フィフティフィフティだ。”
“俺は鯉を愛し、俺は馬を愛す。だから愛されたい。”
“10年経った世界は、子供には辛かった。”
黒沢清に役所広司に西島秀俊という、…