久しぶりの早稲田松竹
黒沢清てどんな監督だったけと
ぼんやりしながら観に行った
朝から眠い日だったので、
映画館で寝ちゃうか不安だったが
若干ウトウトしてるときに
役所広司が釣り堀におっさん落として
引っ叩いてるシーンで目がシュパッと
(普通に小笑いした)
しかし、あの世とこの世の描き方というか、ホラー要素もあるのでその巧さにビックリする。よく見たら暗い台所にいた彼とか…
一度は死んだも同然の人間が
10年後ケロッと生き返って
再生と破壊を繰り返す
14歳頃で止まったままだから
とにかく中身は中学生のまま
走って転んで暴れて
本なんか盗んじゃったりしてさ
物語全体の雰囲気や空気感がたまらなく好きで、オチはなんというか、そうきたかって感じ
"夢じゃないよね?ぼくって存在してた?"
ああ、存在してたよ
観た後の余韻がすごかった
眠かっただけだったりして
とても好きな映画です