実力はあるが売れないダンスコンビが大女優のプロデューサーに目をかけらて…
というお話です。
ダンスコンビというのがフレッド・アステアとジョージ・マーフィなんですが、お気づきの通りアステアが主役です。
ただ相方の成功を目にして、スクラップブックを作るアステアとにかくかわいかったです。
終盤の星の降るステージでタップダンスを踊るシーンというのが、『ラ・ラ・ランド』では、セブとミアが満点の星空の下、ワルツを踊るロマンチックなシーンとして、再現されているみたいですね。
たしかにアステアらしい華麗さがあって納得です。
ただ作品全体としてはドラマよりもダンスの割合が占めすぎている印象があったので、もう少し深みが欲しかったです。