久々に何度目かの再鑑賞。
HD画質で観たかったので先日BSプレミアムで録画したものを観るも、違和感があったので昔焼いたVHSマスターのDVDに変えて鑑賞。結果、どうも違和感の原因は音楽で、古いバージョンは呑気なカントリーが全編に使われているのに何故かこっち方が緊迫感がある！ななななんで！？
内容はというと、文句無しに面白いから誰にでもオススメ！…というタイプの映画では全く無く、人によっては前半と後半のテンションの違いに、バランスの悪さを感じるかも知れない。
しかしそここそがこの映画の肝で、とにかく後半のめちゃくちゃでハードコアなカーアクションが素晴らし過ぎる！そこまで車に興味の無い自分でさえ、ボロッボロのマスタングが本当にカッコ良く見えて痺れる。「車が大暴れしてるのが楽しくてカッコ良くて気持ちいい」の一点に尽きる。タランティーノの「デスプルーフ」は大好きだけど、この映画は超えれてないと思う。
前半のしょーもなさはご愛嬌だけど、倦怠夫婦だとかマンタを盗むシーンだとか草でヘロヘロになってる黒人達だとか、アクション以外にも印象的なシーンが沢山ある。
唯一無二という意味で、個人的には「テキサスチェーンソーマサカー」なんかを連想する、めちゃくちゃで素晴らしい作品！
