素晴らしいと思う。しかし、パルムドール謎だなあ。
教育って難しい…
こんな生徒いたらぶん殴るか、退学かの二択しかないだろと。。。思ってしまう。
そして演技とは、なんだろう。
子供たちの演技が凄過ぎるというか演技にと思えないレベルというか…
彼らに演技経験はないそうだ。そう考えると凄い。
人種も価値観も好きなことも考え方も全く違う彼らは本当の意味での多様性の中にいて、そこでぶつかりながらも育った子供たちは日本のような教育で育つよりも本当の意味で強い人間になれるのかなと思ったり。
教師側も完璧でない。そこがリアルだと思う。超映画批評では、「ダメ教師にイライラする」と書かれている。
確かに僕もそう思うしイライラする。
ただ、じゃあ完璧な教師像をこの映画で描くことに意味があるのだろうか?
そういう意味でもカンヌが評価したことに疑問の余地はないと思う。
パルムドール受賞の理由は、やはり嘘偽りなく人間をダイレクトに描いているからだろう。
面白く分かりやすく楽しく作られた作品に比べれば平凡だが、むしろこの手の映画を作ることの方が至難の業だと思う。
※勘違いする人もいそうだがドキュメンタリーでは、ありません。むしろ、そこが凄いかも。
https://movie.maeda-y.com/movie/01469.htm