たかちゃん

吸血原子蜘蛛のたかちゃんのレビュー・感想・評価

吸血原子蜘蛛(1958年製作の映画)
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バート・I・ゴードンの巨大生物ものだが、今回はプルトニウムではなく、原因不明。洞窟の奥に潜んでいた大蜘蛛が現れ、町を荒らす。人間の体液を吸い取り、干物状にさせるから「吸血」か。DDT散布で捉えられるのが58年という時代を感じさせる。でも、すぐに元気回復。もう手が付けられない。最後は『巨人獣』と同じなのは気になるが、脚本にどちらも担当しているジョージ・ワーシング・イェーツだからか。なお、75年の『ジャイアント・スパイダー大襲撃』は本作とは無関係。あちらは、最初の、ジューサーに落ちた小さな蜘蛛がジュースになり、飲まれてしまうグロ描写を超えるシーンがない。本作は全編が見せ場なのだ。
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