なるみ

ニューイヤーズ・イブのなるみのレビュー・感想・評価

ニューイヤーズ・イブ(2011年製作の映画)
4.0
絶対年末に観ようと思っていた映画。人それぞれ色々な状況で色々な思いで年を越すという当たり前のことが特別に感じられた。映像が綺麗で音楽も良かった。エンドロールも最高。そしてやっぱりザックエフロン良き。
NYの年越しは日本の年越しとはまるで違うけれど年末年始に考えるべきことは同じだなと。優しさや思いやりを思い出すこと。幸福な偶然をムダにしないこと。そして未来を恐れずに楽しむこと。セリフの一つ一つが素敵すぎて何度もメモを取ってしまった。
一緒にいる時間を楽しいと思ったりちょっとした優しさに触れたりそんなことの繰り返しで人を好きになっていくんだなあ。大切な人に愛を伝えたくなる作品。
家で静かにしているのが好きだけどタイムズスクエアで年越しして3,2,1の瞬間にキスするの一度はやってみたい人生だった。これは憧れのまま人生が終わるでしょう。
あと誰かの楽しいの近くでは必ず誰かが働いているわけで。当たり前のことができるのはそのために働いてくれている人がいることを忘れてはいけないと思った。
すごく良かったんだけれどただ一つ。大学にいる間にスキマ時間見つけて細切れに観た(全部観るのに1週間以上かけた)上にパソコンの充電気にして画面すごい暗くして観たから感動が薄れてしまった。それでも泣きそうになった。ラストシーンは大教室で1人でお昼食べながら観てたから堪えた。
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