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キッドのみのネタバレレビュー・内容・結末

キッド(1921年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

初めて無声映画というものを観た。面白かった。約100年前に、すでにここまでクオリティの高い作品があったのか。声がない分、表情とか身体の動きが大げさでコメディチックなのが良い。監督製作音楽脚本全部やってたチャップリンすごい。映画史に残る偉人なのが納得できた。

ストーリーは現代ではわりとよくある、一人暮らしの男が捨てられた子どもを引き取って一緒に生活する話。個人的には他人の家の窓ガラスを子どもに割らせて、男が窓を張り替えて金を稼ぐシーンは面白かった。本当の母親が子どもを迎えに来た時の子の顔が全く嬉しそうじゃなくて、圧倒的な演技力に驚いた。

最後の夢の国は一瞬バッドエンドを想像してしまったけど、幸いハッピーエンドで終わって良かった。喜劇王だから大丈夫か。
子役がめちゃくちゃ可愛かった。
み