キッドの作品情報・感想・評価

「キッド」に投稿された感想・評価

まこと

まことの感想・評価

4.5
『ほほえみと ひとつぶのなみだ』
このジャケ写のチャップリン。
ジッと見て、貴方はどのように感じるか。
悲しそうに子供と抱き合っているように見える?
再会を喜んでいるようにも見える?
それとも……?


赤ちゃんのキッドにヤカンからミルクをやるシーンも、仲間だと思われると大変だから足であっちへ行けってやるシーンも、パンケーキを分けあうシーンもどれも好き。たまらん。
わずか53分に喜怒哀楽全て入っているから感情が追い付かん。クスッと笑ったあとに泣けるとこ用意するなんてズルい。
『ライフイズビューティフル』もそうだけど、笑いと感動は表裏一体。親和性が高いんだってハッキリ分かる。
昔からドリフでもごっつええ感じでも葬式のコントって付き物だけど、やっぱりそういうことなんだろうね。


いくら貧しくても心まで貧しくなってはいけない。
いくら貧しくても身だしなみまで貧しくなってはいけない。
いくら貧しくてもユーモアが貧しくなってはいけない。
チャップリンの作品はどれも普遍的でメッセージに富んでいる。




大人と、ちょっと生意気な子供のお話に外れはない。
『ペーパームーン』や『ベストキッド』が好きな人は是非。

ちなみに、約100年前の映画。何ともまぁ現代にも通じることよ。。。
Junna

Junnaの感想・評価

3.7
BGMが生オーケストラ演奏という最高の観かたで鑑賞

チャップリン節を久しぶりに感じ、自分の生まれ育った背景をベースにしてコメディと涙そそるストーリーに変えちゃったり、時代の暗黒さを軽いノリで冗談に変えることを映画という手法で表現できる彼は天才。そして、後世の作品の音楽は彼が書き上げたものもあるらしく、もうなんでもできちゃうんじゃんっていう。

今回のこの作品は、確実にチャップリンの自分自身への理想を語っていたものだった

有名な夢のシーンは、聖書でのアダムとイブの罪のはなしに似ているよなぁ
ys

ysの感想・評価

4.0
オーケストラ付き生オケシネマで鑑賞。
2本立て。2本め。
98年前の作品。
かなり久々に鑑賞。
チャップリンが捨て子を拾って育てるお話。
子役かわいすぎ!
パンケーキのシーン最高。
この展開は名作チャンプ🎬を思い出す。5.0
久々に大きなスクリーンで
チャップリンが観られて幸せでした〜。
やっぱり1番好きなのは、街の灯🎬5.0

https://www.triphony.com/concert/2019/flyer_190525_Chaplin.pdf
あの

あのの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

残り10分とかになってどうやって帰結させるんだ?とそわそわした
私は好きではなかったな

こちらだと表記違いますが68分ありました
授業で観たのを思い出した。
すごい面白い映画だったなと。

約100年前の作品とは思えない完成度とワクワク感。
天才と言われる所以が分かる。

急に思い出したのは、チャップリンを調べたことがきっかけだけど。
白黒映画あまり数観てないので、これからは観ていこうと誓った、、という話。
ハコ

ハコの感想・評価

4.0
セリフがないのに、言葉が聞こえてくる気がする
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◆ 感情が忙しすぎる、53分間
『ちょっと時間があるけど、二時間の映画観る余裕はないな〜』って時に観ました。53分間でこんなに気持ちが豊かになる!
「映画史上初めて喜劇と悲劇の融合が効果的に取り入れられた長編喜劇映画」だそうですよ(Wikipediaより)! 歴史的。

◆ 『ナイフはギザギザの方をな、こうやって使うんだよ』
セリフがないのに言葉が聞こえてくるような気がするのは、なんでだろう。
チャップリンがキッドを初めて家に迎え入れた時の、バレエ音楽みたいなふわふわとした音楽が印象的。
言葉が少ない分、身振り手振りのモーション、顔つき、音楽で物語が進んでいきます。これ、バレエを見てるみたいな感覚。

キッドが焼いたパンケーキ。
チャップリンが、二人それぞれのお皿にのっかっているパンケーキの枚数を数えて、自分の分の一枚を半分に切り分け、その半分をそっと、キッドのお皿の上にのせる。
ナイフが上手く使えないキッドを見ながら、チャップリンがする手振り。

血の繋がりのない“父と子”の間にうまれたもの。言葉はないのに、観てるだけで伝わるものだよなあ。

◆身構えたけど……。
チャップリンが出てきたら「きたー、ドタバタ始まるぞ」って身構えたんですけど、もう全然遅いですよね。彼が出てくるだけで何かが起こると分かるから。
キッドの動きも、可愛いっていうか面白い()。逃げ足の速さがアニメーションみたい笑。

大学の図書室は本当にコメディ映画に向いてないなあ。

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〈あらすじ〉
慈善病院を出たある婦人(エドナ)は、自分が産んだ赤ん坊を置き去りにせざるを得なかった。
ある日、街を散歩していたチャーリーが道端に捨てられた赤ん坊を見つける。悩んだものの、自分でその赤ん坊を育てることになり……。

このレビューはネタバレを含みます

チャップリンの中で結構好きな方
暮らしぶりが良い母親の階級と浮浪者チャップリンの対比は何のために??
kai

kaiの感想・評価

4.0
チャップリンのサイレント映画。
子どもの演技は最高。チャップリンが子育てをする姿も。
ボロボロな服や質素な食事だけれども、2人が一緒にいる事が幸せだと伝わって来る。悲しいシーンだけでなく、幸せなシーンでもいつか悲しい出来事がやって来そうで不安になる。

他の方も記しているように、本作は他のチャップリン作品に比べるとラストが少しパンチが無かったと思う。でもラストを差し引いても素晴らしい。また他のチャップリンを観たくなる。私にとっては6作目のチャップリン。
チャップリンの優しさはドストエフスキーの優しさと同質な感じ。どっちも泣けちゃう。
しおり

しおりの感想・評価

3.9
「ほほえみと一粒の涙をもって」観る映画。
名作だ〜けれどこちらはあまり琴線に触れず。
天使の羽が舞うシーンはモノクロとは思えない豊かさがあるし、サイレントってやっぱりいいなあ。後づけの音楽もいらないくらい。

当時の妻がチャップリンと別れる時に『キッド』の製作中で、財産としてフィルムを盗もうとして、チャップリンがそれに気づき逃亡、逃亡先で隠れながら編集して完成させたとかいう裏話が個人的に面白かった。
この映画のなかの子供とチャップリンみたい。
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