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キッドのokunichanのレビュー・感想・評価

キッド(1921年製作の映画)
5.0
「笑いと、たぶん涙の物語」
なんて可笑しく、優しく、愛に溢れている作品でしょうか。
これほど心震え、笑い、涙した作品は他にないかもしれません。

音楽と映像だけで表現した時代。
近代の作品ももちろんとても素晴らしいですが、そこでは得られない、サイレント映画ならではの感動があるように思います。

愛することの喜びがいっぱいに、溢れるほど満ちています。

言葉にしてしまうとありきたりな表現になってしまうけれど、本当に色々な感情にさせてくれる、あたたかく、心洗われる作品でした。

初めてのサイレント映画、こんなに大きな感動に出会えるとは思ってもみませんでした。鑑賞するきっかけをくださったフォロワーさんに、心から感謝しています!
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