こちんだ

審判のこちんだのレビュー・感想・評価

審判(1963年製作の映画)
3.6
オーソン・ウェルズ監督、カフカ原作

不条理な社会を描いた作品
社会の仕組みの理不尽なところを描いているのは『未来世紀ブラジル』に影響を与えているらしいです。大勢の人々がタイプを打っている姿は不気味。また、主人公が知らないうちに社会の仕組みの中に組み込まれていく様子は『モダンタイムス』から影響を受けていそうです。

全編白黒映画なんだけど、光とかを使っていて圧巻です。特に子供たちの目が光ってて不気味でした。また、主演子アンソニー・パーキンスも『サイコ』に並ぶ名演だと個人的には感じました。
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