審判の作品情報・感想・評価

「審判」に投稿された感想・評価

オーソン・ウェルズ監督、カフカ原作

不条理な社会を描いた作品
社会の仕組みの理不尽なところを描いているのは『未来世紀ブラジル』に影響を与えているらしいです。大勢の人々がタイプを打っている姿は不気味。また、主人公が知らないうちに社会の仕組みの中に組み込まれていく様子は『モダンタイムス』から影響を受けていそうです。

全編白黒映画なんだけど、光とかを使っていて圧巻です。特に子供たちの目が光ってて不気味でした。また、主演子アンソニー・パーキンスも『サイコ』に並ぶ名演だと個人的には感じました。
hepcat

hepcatの感想・評価

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アンソニーパーキンス観たさだけで購入!

テリー伊藤が一番好きな俳優であり、
この時代の人気を二分した一人でもある(もう一人はジョージハミルトン)

アンソニーパーキンスのスーツがブルックスブラザーズの古いモデルで気張らずにいる姿は本当にカッコいいと思う

内容はクソで
俺の感性では何一つ分からなかった笑

村上春樹のハードボイルド・ワンダーランドみたいな雰囲気だった
大介

大介の感想・評価

3.0
有名なカフカ原作の作品。

うん、全然よく分からない(笑)。

すべてがねじれて歪んでいるような感じ。

あちこちにいきなり飛ぶ空間も、哲学的なのかよくわからない意味深なストーリーも、理解不能な登場人物たちも。


簡単にいうと、睡眠時に見る夢みたい。

つじつまが合わないのに、当たり前のようにどんどん話が進んでいくみたいな、あんな感じ。

ただ、どちらかというと悪夢に近いです。


でも、オーソン・ウェルズらしい印象的でインパクトのあるシーンやショットが多数ありました。

特に画家の部屋でのシーンと、会社での整然と並ぶ机に座っている背中たちに寒気に近いものを感じました。あと、鏡とガラスが交互になってる壁(?)のところとか。


かの「ノーマン・ベイツ」のイメージが強いアンソニー・パーキンスですが、なかなかよかった。

ジャンヌ・モロー、ロミー・シュナイダー、エルザ・マルティネリと主に三人の女優さんが登場しますが、三人ともとても魅力的でセクシー。

個人的な好みはロミー・シュナイダーとエルザ・マルティネリで悩むところですが…僅差でエルザ・マルティネリです(笑)。


いろいろと感じるところはありましたが、自分自身が内容をまったく理解できず消化できていないので、いまはこのスコアで。
オーソン・ウェルズ監督作品

2003年5月17日、鑑賞。(大陸書房から発売されていたVHSビデオ)

ある日突然、不条理な世界に巻き込まれる男をアンソニー・パーキンスが好演。

オーソン・ウェルズ監督のモノクロ画面もあいまって、モヤモヤとした感じが続き、スッキリしない物語。

カフカ原作は未読であるが、悪夢を描いた映画だった。
hiroki

hirokiの感想・評価

3.6
ベッドから出ようとしない弁護士オーソン・ウェルズの顔力がサイコ役者を上回る
鯵

鯵の感想・評価

3.5
身振りとか台詞回しとか、衣装や凶器の使い方がカフカっぽくない。
大規模な官僚体制を体現するように広大な事業所に隙間なく整列する無数のタイピストたちのあげる打鍵音やティレトリの住処へと駆け上がる無軌道な子供たちと執拗に反復されるその視線、処刑人の仕草など素晴らしいところがあるのと同時にカフカではない何かになっている。人の多さが凄い。
これを理解しろっていうか面白さ語れって言われても何も出てこん。ディストピア感が凄くて他レビューでもチラホラ見かける『未来世紀ブラジル』感ホント凄い。次から次へワケのワカラン場所へ移動してワケのワカラン人たちと会話を交わしていく、たどり着いた先は…はい、ワケワカランwwwパーキンス演じる神経質な青年が不安を煽るのにまさに適役だったり、ラストの唐突な謎ナレーションでも登場するオーソン・ウェルズのラスボス感、ロミー・シュナイダーはキュートな女性と、キャストから入るしかない。これがカフカワールドなのか。
2017.11.29.
スカパー ザ・シネマ
カフカの世界完全実写化ですね。撮影と編集とセットが物凄くて『市民ケーン』レベル!ドイツ表現主義の再現というか物凄い映像です。『未来世紀ブラジル』『ブレードランナー2049』はモロに影響されてますね。ノーマンベイツまんまのアンソニーパーキンス、妖怪みたあなオーソンウェルズ、美しいロミーシュナイダー、ジャンヌモローと見所満載の傑作です。迷宮世界の地獄。難解なので理解出来るまで何度も観ます。
Kをアンソニー・パーキンスが演じているだけでもう最高。ウェルズのこれでもかA級セットにうっとり。女たちも素晴らしい。原作をさらにおちょくったようなバカバカしいラストも、ほんとにバカバカしくて良いです。
アーバンソン家は好きですが、今作はどうしてものれない。足起きたら不審者がって長すぎるんじゃないか。自分に酔っているとも言えるけども。
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