ばんてふ

バンテージ・ポイントのばんてふのネタバレレビュー・内容・結末

バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

・個人的にとても好きな映画だった。海外の映画サイトの評価はそこまで高くなかったが、それでも推せる映画。ゲームとかやっている感覚?に近い
・ボーンの監督がやっているだけあって、カメラワークがすごかった
・8つの視点からテロを描くというもの。どれが正しいかというよりは、真相はどうなのかが視点が変わることによってだんだん明らかになっていくといった感じ
・最初の方の登場人物の視点は表面的だが、ラスト2人くらいになると何がどうなっているのかがわかってくる。
・最後は様々な人の視点を描き、ガード下でのエンカウントにより、死んだ人も含めて全ての瞬間が重なる。
・視点が変わる瞬間に、白い光が画面を包み、テロが起きる前まで時間を遡る、という演出が痺れた。毎回危ない!っといったシーンで視点が変わるから目が離せない。とても不思議で怖い感覚に襲われた。時間を遡る感じが無限ループに巻き込まれた感じ?
・次は誰の視点が描かれていくのかを想像しながら観ていくことは楽しい。
・黒幕の中東人らしき男がいい感じに黒幕感を出していてかっこよかった。小物感を出さずに慎重にやっているところも良かった。
・視点が変わるまでは大統領が本物だと思っていたが、大統領視点になることによって影武者だとわかるのがおおー、となった。最初、大統領視点になった時は死ぬことがわかっている人を視点にしてもいいのか?と疑問に思っていたのでヤラレた。
・バーンズは、黒人が撮ったビデオの中身をみたり、テレビの画面をみて何か気づくが、その内容はまだその時には見せない。視点が変わった後に何かわかる。
・警官が寝返った時は緊張感が一気に高まった
・1 レックス・ブルックスを中心とするテレビ局スタッフの視点
2 シークレット・サービス、トーマス・バーンズの視点
3 地元サラマンカの刑事、エンリケの視点
4 旅行者、ハワード・ルイスの視点
5 米大統領、ヘンリー・アシュトンの視点
6 ハビエルを中心としたテロリスト側の視点と、続けて事件の顛末
wikiより

・バンテージポイントとは、
「有利な視点という意味」
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