はる

バンテージ・ポイントのはるのレビュー・感想・評価

バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)
3.7
大統領のおっちゃん、よう頑張った!

銃撃に爆発にカーチェイス。撃ち合い殺し合い裏切ったり嵌められたり。これはアクション映画かな?

ううん、男同士の友情なんかもちゃっかり、あとは親子愛、夫婦愛なんかが。

悪者がスッパーンと最後には居なくなり、正義の味方が踏ん張って踏ん張って生き残る。
うん、いいんではないでしょうか。とっても。

めちゃくちゃ見応えありました。
テロリストの二重三重の攻防も迫力あった。でもこんな了見のあるアメリカ大統領は映画と言えど違和感ありまくり。良く描きすぎてて逆に滑稽に見える。

最後まで作りこまれていたのが印象的でした。一般市民もいち主人公として登場するので、物語に入り込みやすかった。話の展開にも重要な意味をもたらしてたし、物語の深みが増すとても良い手法だと思った。
はる

はる