20世紀初頭のイギリス領香港、海賊に悩まされていた沿岸警備隊は「プロジェクトA」なる作戦で海賊を一掃しよう試みるが…
カンフー映画といえばこの人！
!!ジャッキーチェン!!
が監督＆脚本＆主演のアクションコメディ
ブルースリーを見たのにもう1人の香港映画代表格を忘れちゃいけないということで鑑賞。
｢だから何度もチョー言ったでしょう！｣
これは！！！面白い！！！
というか昔から何回も観てたのに忘れてたやつや！！！！
ブルースリーが真面目でシリアスな暗い復讐劇などのカンフー映画だとしたらジャッキーは皆が笑って楽しめるけどかっこいいカンフー映画！
そりゃ世界から愛されるわけです。
シンプルで受け入れやすいストーリー、1分に１回くらいはボケるコメディ要素、スタントを使わない命懸けのアクション、今の時代に見直しても最高に楽しめる作品だった。
映画を沢山観るようになってから見直して気付いたのはコメディ部分。ジャッキーはきっとチャップリンやキートンなど過去の喜劇王達の映画をかなり参考にしているのうで、それが世代を超えても愛されるようになっている訳なのだろう。
そして毎回話題に上がる時計台での落下スタントはやはり迫力満点。NGテイク合わせて3回もあそこから落ちるなんて常人には真似出来ない……。
主演のジャッキーはイキイキしてる。
なんか｢撮影が楽しくて仕方ないぜっ｣て感じで顔がウキウキしてる。カンフーは今作ではブルースリー程のスピードは感じないが充分素晴らしい！あと吹き替えの石丸さんもほんとに楽しそう（笑）
そしてサモハンキンポーも良い味出してる。
"泥棒だけど根はいい奴"
みたいな役柄はみんな大好きです。
デブなのにアクションキレキレなのも良い。
あとはイケメン枠のユン・ピョウも揃って旧友3人組がイキイキとしていた。
ちょっとジャッキー映画の扉が完全に開きそうな勢いでございまして、ハリウッド出てからの彼の作品しか観ていないので香港時代の名作があったらどんどん教えてください！
でもやっぱり詠春拳を習いたい！
カンフー映画好き、ジャッキーチェンのファン、そして時計台から落ちてみたい人にはオススメの作品。
