平和を祈るヒツジくん

ホーム・アローンの平和を祈るヒツジくんのレビュー・感想・評価

ホーム・アローン(1990年製作の映画)
4.8
【クリスチャン大満足の映画!!】
クリスマスに見る映画といえばコマンドー、そしてホームアローンと言われますね。
3は金ローで見たんですが無印はまだ見てなかった。無印も3と同じだろうと思ったら面食らいました。泣きます。

主人公のケビンは大家族のいたずらっ子。ある日パーティーで喧嘩になったら皆から疎まれて「家族なんて消えちゃえ!」と心から願い、ベットに就く。
朝目が覚めると家族みんなケビンを置いてパリへ旅行に行ってしまった。寂しがるどころか「願いが叶ったぞー!」と大喜びするケビン。どくさいスイッチの流れだコレ!
しかし忍び寄るシリーズお馴染みの泥棒共。おマヌケだけど子供相手に容赦しない悪者だ。
知恵を絞って泥棒をやっつけるのはシリーズの様式美。泥棒が可哀想になるぐらいの仕打ちを食らわせる。火炎放射はドン引きだ。ケビン、お前ほんとに子供か?

だが自分が心に残ったのは怖い隣んちのお爺さんと、教会で会話する場面が印象的だ。人を〇めてそうな怖そうなお爺さんだが、根は優しい人だった。
お爺さんは「息子と喧嘩している」とケビンに胸の内を打ち明ける。お爺さんにシンパシーを感じたのかケビンも「家族のこと消えちゃえって言って後悔している」と告白。「悪いことをしたらみんな教会に来るもんさ」とお爺さん。お爺さんの方は息子と喧嘩し、孫に会えない状況になっている。
そこでケビンは「息子さんにひとこと話してみたら?」と提案。お爺さんは悩みながらもケビンの提案を受け入れる。そしてケビンは強盗が来る決戦へと向かうのだった・・・
この一連の場面はとにかく良かった!タダのコメディ映画と思ってみていたのでテーマを感じる場面が出てきて面食らった。
「家族愛」がテーマの映画ってもう泣けてしまうんですよねえ。鬼滅の刃も家族愛がテーマだから、もう・・・・泣けてしまう

素晴らしい映画でした!!!