Ki64

ホーム・アローンのKi64のネタバレレビュー・内容・結末

ホーム・アローン(1990年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

これはねー、子供の頃観て、誰を引っ掛けるわけでもなく部屋の中をトラップだらけにしたよねw
後片付けがクソ面倒なだけだったw


とまぁ思い出の1本ですね。
けど、だからこそ今回観直すのがちょっと怖かったかな。大人になった今観てみたらそんな面白くねーなってなったらどうしようと。
美しい思い出のままにしときたかった。
けど、そんなことなかった。面白い映画はいつ観ても面白い。

やっぱ強烈に印象に残るのはクライマックスのトラップ地獄ですね。8歳の子供がアレをやるってのがまた面白い。
当時はそんな気にならなかったけど、あんなトラップ仕掛けるケビン頭良すぎじゃね?と思ったんだけどその片鱗もしっかり描かれていましたね。
一人でピザを受け取るときビデオのセリフ使ってイタズラするのとか、頭が良いとしか。
買い物や隣のおじさんと話すシーンもそれが見え隠れしてますね。

嫌いな家族がみんないなくなって一人やりたい放題のケビン。子供の頃なら誰しもが一度は夢見た光景でしょう。
そんな一人暮らしも3日もすると飽きて寂しくなってくる。『家族が戻ってきますように』としっかり反省できる8歳。天才児すぎる。

生意気天才児ケビンがやっぱメインですけど、おバカな泥棒二人組もやっぱいい味出してますね。お約束かのようにしっかり罠にはまってばかりの二人はこの作品のコメディ感を素晴らしく昇華させてます。


大人になった今観ると、隣のおじさんがラスト和解するシーンがじわっときた。
色褪せることのない名作。
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