ShinMakita

イントルーダー/怒りの翼のShinMakitaのレビュー・感想・評価

イントルーダー/怒りの翼(1990年製作の映画)
1.7
※廉価化されたBlu-rayの購入鑑賞記録



海軍艦上攻撃機A-6、通称イントルーダー。1972年、ベトナム戦争が7年目となったある日、北ベトナムを飛行していたイントルーダーD505が被弾し、空母インディペンデンスに着艦直後爆撃手モーグが死亡した。パイロットのジェイク〈クールハンド〉グラフトン大尉はショックを受け休養を命じられる。相棒を死なせるほどの価値もない出撃に嫌気がさしているジェイク。そんな彼を見守るのは、空母爆撃機隊の司令官カンパレリ中佐。口は悪いが部下思いの上官だった。新たに着任したベテラン爆撃手コール少佐もジェイクの怒りに共感、非番の時につるむようになった。新米のレイザー、女好きのボックスマンら仲間たちに支えられ活力を取り戻していくジェイク。そして新たな出撃任務が…

「イントルーダー 怒りの翼」

毎回毎回、森や道路など無駄な標的を爆撃し、仲間を失ってきたパイロットのジェイクとコールがA-6B アイアンハンドという新たな機を得て、「有意義な爆撃」をするために艦から離脱してしまうというトンデモ戦争映画。ベトナム反戦主義者に堂々と喧嘩を売るミリアスの姿勢が潔よい。CG全盛前の映画だから合成とミニチュアで爆撃シーンを作ってるんですが、これがなかなかの迫力。ストーリーは確かにトンデモだけど、80年代から90年代に移行する時期におけるVFXの真骨頂として記憶したい一本。
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