清水英治

白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々の清水英治のレビュー・感想・評価

4.0
ナチスへのレジスタンス活動を行う白バラ。その主要メンバーであるミュンヘン大学生のゾフィショルとその兄はミュンヘン大学でチラシを撒いているところを逮捕される。取り調べや裁判でも自分の主張を貫くゾフィ。
死刑を宣告され逮捕後6日間で兄、仲間と共に処刑される。
命を掛けて信念を貫く強さはどこからくるのか。現実的には小さな抵抗かもしれないが心打つものは大きい。
社会が悪い方向に向かったとき、命を掛けて抵抗できなくとも、流されないようにしたいものだ。判決までの流れがあの時代でも一応形式とルールを踏んでるのがドイツらしい。
ユリアイェンチの澄んだ透徹した表情が印象に残る
清水英治

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