このレビューはネタバレを含みます
ピカード艦長シリーズ第一作。
エネルギーリボンという波にのまれるとネクサスへ行ける。ネクサスとは、苦痛を解放し喜びが溢れている世界。
ネクサスへ行きたいがために、暴走するソランの計画を阻止しようとするピカード艦長。
前シリーズとの決別がテーマとなっていた今作。
決別のためにカーク船長を２回も殺します。１回目は、退役後に招待された新エンタープライズでエネルギーリボンに巻き込まれ、船を助けるために犠牲となる。２回目は、ソラン計画の阻止のために高所から落ちて死亡。
なんだよ、なんだよ。２５年もこのシリーズを引っ張ってきた英雄によくこんな扱いできたな。ウィリアム・シャトナーも、オファー受けんなよ。
昔からのファンも暴動起こさなかったんだろうか。。。
本格的SF作品として舵を切ったんだな、というのはわかりました。最初から最後まで緊張感が続き、話の流れはよかったと思います。(カークの登場で訳わかんなくなってるとこあるけど）
また、データという新キャラが登場していて、感情を獲得したアンドロイドなのですが、彼がスポックに代わる萌キャラとなっています。けど、やっぱり、前シリーズの魅力には到底かないません。
前シリーズはどんなに茶番じみていて、全くSF要素を含んでいなくても、その魅力はキャラクターであって、また彼らの絶妙なバランスの友情だったはずです。そのテーマを全て捨てて走りだした新シリーズ。
納得いかない。納得いかなーーーーい。
でも、シリーズ最後まで、観る！
