くすぐったいったい

スタートレック ジェネレーションズのくすぐったいったいのレビュー・感想・評価

4.8
カークとピカード艦長の、まさかの夢の共演。確かに、この恐るべし共演自体は、この映画の大きな見せ所。ウリです。これで、新シリーズの綱渡しとは、現にレビューにまで、その「言葉」が、話題の中心として踊りまくっていますね、私としては「映画成功」の切り札かとの思惑があったのかとも非常に感じなくもないです。カーク艦長の映画の限界。TNGも、一旦は、キッパリと区切りを付けた物語。実際のところ、パトリックも納得していたでしょうしね。本作は、あの不思議なドラック的世界からの物語を題材に、テンポ良く、それを活かし、新旧艦長の共闘までをも見事に誘導。実によく出来た映画だと感心しました。私個人は、ピカード映画では最後に好きです。しかし、こうやって興奮するのは、トレッカーな人ではないと、キツいでしょうね。私は悩みましたが、何やかんやで、トレックカーです(苦笑)。ですから、そっち視点での評価にしました。