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アニー・ホールのAgのネタバレレビュー・内容・結末

アニー・ホール(1977年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ジャケットからゆったりしたヒューマンドラマを想像していたが、実際はかなり忙しなく、90分間常に主人公が喋り続けている。
その上時系列が行ったり来たりするので、ちょっと混乱したまま見続けて、少し遅れて「あっそういうことか」ってなったりしてしまった。
ちょこちょこメタ表現が挟まれていて、主人公がこちら側に話しかけたりするシーンがある。
私自身こういう会話劇をあんまり見たことがなくて、海外のユーモアもいまいち面白さを理解できてない節があるので、その語りかけのたびに置いてけぼりを感じてしまった…力不足です…。
でも主人公のマシンガンシニカルトークの最後に、アニーを愛している走馬灯みたいなシーンがあり、そこではじめてここまで見てきたことの良さをなんとなく理解できた気がした。
アニーにはいろいろ言ってきたし、偏屈な自分と合う合わないあったけど、やっぱり好きだったな、っていう。
人生そういうことよねっていう。
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