アニー・ホールの作品情報・感想・評価

「アニー・ホール」に投稿された感想・評価

白

白の感想・評価

4.5
ユダヤ的特性へのコンプレックス、過去対現在、TVメディアや大衆への不信、反権威主義、不倫、哲学、死
「卵」とは”生まれてくるもの”、物質から得る実感、経験上の実り
ずっとペチャクチャペチャクチャ喋ってるカップル。うるせー笑笑
けどダイアンキートンのメガネとか、服とか、野暮ったくなるはずのアイテムばかりなのに野暮ったくなくてすてき!!!
whitelily

whitelilyの感想・評価

3.0
良くも悪くもウディ・アレン作品という独特の雰囲気が溢れてる作品。会話が途切れることのない台詞の多さによー喋るカップルやな…と耳を塞ぎたくなる衝動に駆られるwでもひとつひとつの台詞回しや演出もシャレが効いてておもしろい。テンポはすごくいいけれどちょいちょい理解不能なシーンや言い回しも。
アニーとの出会いから別れまで。ウディ・アレンの自伝的な部分も色濃く反映されてるのでは。皮肉な会話やちぐはぐな愛情、本当に大切なものは失ってから気付く。後悔すらも前向きな笑いに変えるラストも皮肉たっぷりでなんだか気が抜ける笑
アカデミー賞受賞作品とはいえ好き嫌いはっきり分かれる作品だと思う。私は、嫌いじゃない。笑
この深みを理解するのは自分にはまだ難しかった感がすごい。でも実験的なシーンの数々と、皮肉多すぎの会話と、アニーの個性的なお洒落ファッションだけでも満足。あの風貌のウディ・アレンがどんな感じでモテているのか何となくわかる。
Sae

Saeの感想・評価

4.5
男女における関係のおもしろ可笑しさをシニカルに描く。ナヨナヨしてて卑屈なことばっかり言って見た目も冴えないウディアレンだけど大事な想いはキチンと自分から素直に言っちゃうとこ、憎めない。
yukako

yukakoの感想・評価

3.5
インテリで偏屈だけど愛おしい、それがウディアレン。とにかく彼を前面に出した映画だった。道行く人の事をあれこれ妄想したり 冷やかしたりする シニカルな視線と感覚は凄くよく分かる。そしてそういう感覚を持った人と話すのは本当に楽しい。ちょっとの毒は人間を面白くさせるんだろうな。後半突然のポールサイモンには笑いました。好きです。
sickboya

sickboyaの感想・評価

4.0
都会的な恋愛をラフにシニカルに描いた映画。

そして、アニーのラルフローレンルックは伝説。一度はこんなファッションの女性に憧れる。

ウディ・アレンが喋りまくり、描写が飛んだり戻ったりと色々と忙しいが、自然と内容が入ってくる。
相変わらず、神経質なウディはダサカッコ良い。
そして、こちらの世界にも話しかけてくるウディ。

映画なら当然ミラクルが起きることも、この映画では起こらない。
人生は思い通りには行かないし、簡単ではない。
この映画のラストのように結果的に見たら、ちょっと良い方向に転がっていくのが人生なのかもしれない。
nana

nanaの感想・評価

-
こちらに向かって話しかけてくるエンターテイメント。あんなシニカルな男いやだな〜でもアホだし可愛いな〜!何回もフフッて笑ってしまう。カットをセリフで繋いでるのも面白かった。
非理性的で不合理な男と女の関係について、ウディ・アレンが(文字通り)シニカルな語り口で切っていく作品。

コメディでもなく、ドラマでもなく、全編ウディ・アレンの漫談という雰囲気で、映画評論家ロジャー・イーバートは「おそらく誰もが好きなウディ・アレン映画だ」と賞したそうだけど、個人的には「おそらく好き嫌いがはっきりわかれるウディ・アレン映画だ」と思う。

偏屈なユダヤ系コメディアンと歌手志望の女性アニー・ホールとの、くっついたり離れたりの奇妙な恋愛関係が赤裸々に語られる。

劇中、アレンが突然「第四の壁」をすっ飛ばして観客側に語ってきたり、主人公の考えていることが字幕で出たり、過去のエピソードに現在のアレンたちが突然現れたり等、何となく落語の地噺を彷彿させる形式に感じた。

※地噺は、登場人物の対話によらず、演者が聴衆に状況や心理の説明を行いつつ、筋を進行させる形式(大辞林 第三版より)

最後、悲劇でもない、ハッピーエンドでもない終わり方が実に良く、「世の中、所詮こんなもんです」という感じ。

そして忘れちゃいけないのが、本作のヒロインの存在!

アニー・ホール演じるダイアン・キートンは、本作でアカデミー主演女優賞を獲得しているが、役柄とのシンクロ率が高いのはモチロン、なんと言っても当時話題になっただけあってあの洗練されたファッションセンスが大きな要因になっていると思う。

いつも感じることだけど、「ゴッドファーザー」でのアル・パチーノの奥さん役と同じ女優が演じてるとは思えないんですよね。

■映画 DATA==========================
監督:ウディ・アレン
脚本:ウディ・アレン/マーシャル・ブリックマン
製作:チャールズ・H・ジョフィ/ジャック・ローリンズ
撮影:ゴードン・ウィリス
公開:1977年4月20日(米)/1978年1月21日(日)
人生とはなんたるか。
ウディアレンの哲学。
勉強になる。
そしてめっちゃ笑える。
それにしても。
何度見ても奇抜な演出。
やはりアニーホールはアレンの代表作。
人生は悲惨か惨めのどちらか。
惨めだと思うことには感謝しなければ。
>|