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アニー・ホールのnknskokiのレビュー・感想・評価

アニー・ホール(1977年製作の映画)
4.5
死に取りつかれたコメディアンと明るい性格のアニー・ホールの恋
ひねくれ者のアルビー、お前は俺か

人それぞれ映画を評価するポイントは違う
映像だったりエンターテイメント性(感動、面白さ、斬新性、テクノロジー、どんでん返しなど)だったり空間、構図、ストーリー、セリフ、ファッション、演技、構成、、、などなど
評価のポイントが違うから人それぞれ十人十色の意見があり、星の評価だってフォロワーによって三者三様になる

そういう点で僕は結構「セリフ」というものを重視している
僕が映画監督だったら(俺に見立てた)イケメンの主人公に俺の哲学をベラベラ延々と喋らせると思う

ほんとは真っ暗な映画館でも気に入ったセリフをメモしたいくらい
映画鑑賞を勉強の一環に使っているので、逆に僕の場合映画に感動とかはあまり求めていない(僕の場合は!!)

この映画やゴダールやビフォアシリーズみたいに会話で構成されている作品はかなり僕の大好物で🤤

結婚式に行っても上司とか人生の先輩のスピーチでは必ずと言っていいほど「会話」の重要性をアドバイスするよね(夫婦生活、会話で失敗も成功もたくさんしてきたのだろう🤣)

ウディ・アレン「ぼくはやめようと思った…ただおどけたりするこれまでと変わらないコメディを。同じようなやり方ではなく、面白いだけでもない、もっと深い作品を作ろうと考えた。たぶん、出来上がるものは別の価値をもつだろう」

長回し、分割画面や字幕などの構成、ファッション、、、などセリフ以外のポイントも印象的

できる男はプレゼントは2つ用意するんですね、わかります
最初に安めの出オチ的プレゼントで喜ばせてその後すかさず高価な本当に欲しがっていたものを渡す、わかりますわかります(今日初めてわかった人)

「死」が裏テーマなので僕の死生観を今から思いっきり語ろうと思ったけど長くなったのでまた今度
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