Ryan

アニー・ホールのRyanのレビュー・感想・評価

アニー・ホール(1977年製作の映画)
4.4
変態監督ウディアレン作品
ハリウッドに背を向けた男の代表作

主演ウディアレン
共演ダイアンキートン

男女の関係をある変わった視点を持つウディアレン流で描かれるヒューマンドラマ

実に面白い

この作品は実際アカデミー賞の監督賞など様々な賞を取った作品
しかし、監督のウディアレンは長年続けているサックスがあるためアカデミー賞に顔を出さなかったことでも有名

さらには養子の子供と結婚したり子供にセクハラをした疑惑がありキャリアが危うい状況である。
この作品当時は名優たちがこぞって出演したいと述べている
そのためがロンパールマンや有名どこご一瞬だけ出演したりしている。

この作品のすごいところは自身もユダヤ人ということもありユダヤ人の典型と呼ばれる饒舌であったり止まらない会話劇風に描かれているらしい

つまり会話が終わらない
なにをしていてもとにかく喋り倒しおまけにカメラに向かって、観客に向かって問いかけてくる
この意図するものが面白くなおかつそんなショットを多用しているのにしっかりストーリーを崩さず映画になっている
ウディアレンのような演技を今できる役者はいない気がする
どこか皮肉屋っぽい演技であり小心者の演技。とにかく繊細な演技に近い
エビのときのウディアレンは最高だ2回ぐらいしか舌を出すのだが、そのときの表情や顔の作りは参った。素晴らしすぎる
ミッドナイトインパリも有名だが自分はこちらの方が好きである。

ウディアレンは本当に映画に愛されている気がする
彼の作品は一部の作品を除きアメリカではヒットしていない。
しかし海外でヒットを記録している
とても面白い
新作のセレーナゴメスとティモシーシャラメの作品を観たいのだが…いつの日か観れるといいな
Ryan

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