母親が亡くなったカナダの兄妹達が母方の日本人である祖母と暮らし、言葉の壁を越えた絆が生まれるのがあたたかくて良い。
もたいまさこさん演じる「ばあちゃん」が外国人に囲まれて生活するだけでもただただシュールで、台詞がほぼ無くてもなんだか間も愛おしくてすごく好きになる。
プラモデルオタクで責任感が強いレイとパニック障害で引きこもりの兄、生意気でエアギターが生きがいの大学生の妹リサ、飼い猫のセンセーとばあちゃんがひとつ屋根の下で暮らす。
英語で会話してる兄妹達が「ばあちゃん」って呼ぶだけですごく良い。言葉は通じなくても不思議と心が通じ合い絆が深まる感じがあたたかい。
ミシンの音、ピアノの音
手作り餃子、エアギター
だまって直したり差し出すばぁちゃん
最後のオチも嫌いじゃない。
「あっ!」と声に出してしまった。