もたいまさこの存在感たるや、一言も喋っていないのに強烈なキャラクターでこれぞ唯一無二の女優さんですね。
物語の中で唯一言葉を発するシーンがあるのですが、今まで喋っていないからこそ大きな意味を持つ言葉…
カナダのトロントを舞台に、デヴィッド・レンドル演じる優秀なピアニストでしたが、引きこもりになった兄モーリー、アレックス・ハウス演じる現実的なニヒリストでロボットオタクの弟レイ、タチアナ・マズラニー演…
>>続きを読むまずタイトルが挑発的すぎる。
だって「トイレット」ですよ?何が始まるんだ?と身構えさせるし、下手すりゃ敬遠されかねない。でも実際は、便器よりもずっと深いところ、人間の根っこの部分を覗き込む映画でした…
ゆったりほっこりするイメージが強い荻上作品だけれど、今作は意外とドタバタしている。なのに、やっぱりゆったりほっこりする。不思議。
家族の煩わしさも、表裏一体の頼もしさや温かさも、世間とのすれ違いも、…
(C)「トイレット」フィルムパートナーズ