このレビューはネタバレを含みます
パッケージの画ばかり知っていた。気になっていたので鑑賞。
前前からライクーダーの音楽は好きだったが顔は全く知らなかった。もっと髭もじゃで濃ゆい顔の作りをしているのかと思っていた。漫画「BLUEGIANT」に登場する音楽プロデューサーによく似ている。彼のモデルかしらん?
初めてNYを訪れたキューバの老人の言葉が印象深い。
「生きている実感、これこそ人生だ」
キューバ音楽の歌詞の物語性の強さに惹かれた。
「ろうそく消さなかったから彼の家が家事だ」
「ネズミが踊り出す。猫も腰をしならせやって来る」
いいね。
ライクーダー、彼の語りから始まる後半のシーンかなり好きだった。海辺のボロ宿のベランダで煙草を吹かしながら奏でられる音楽を聴く。彼のナレーターが入る。良い場面。かなりね。