マッシモ

東京原発のマッシモのレビュー・感想・評価

東京原発(2002年製作の映画)
2.8
役所広司さん主演。東京に原発を誘致しようぜというトンデモ発言を始める都知事のお話。

【キャスト】
天馬都知事:役所広司
津田副知事:段田安則
笹岡産業労働局長:平田満
佐伯政策報道室長:田山涼成
石川都市計画局長:菅原大吉
大野財務局長:岸部一徳
泉環境局長:吉田日出子
及川特別秘書:徳井優

榎本教授:綾田俊樹
松岡原子力安全委員:益岡徹

中村:塩見三省
青山透:後藤昂

監督は、山川元氏

【ストーリー】
人気抜群の天馬東京都知事は、財政再建の目玉として東京に原発を誘致するという政策を打ち出そうとしていた…。

【総評】
なんだろう、カージャックの下りまではそこそこ良かった。役所広司さんを真ん中に据えて良く群像劇っぽく描けている。会話劇としてだけで十分見れた。しかし…。ガキがカージャックして都庁に突っ込むという青臭い話が向かった途端に一気にチープになった。すごく悪い意味で日本のしょーもないドラマになってしまった勿体ない。まぁ、議論してるシーン自体は茶化してないのが救い。

【あとがき】
ちょいとGoogleで調べるだけで本作への反証サイトが出てきちゃうので榎本教授の言葉を丸呑みにはしないけども、こうして興味を持たせるって意味ではある意味成功してる作品だと思う。

また、3/11以前の作品なので尚のこと、序盤の議論がピエロに見える。
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