ヒラタ

いまを生きるのヒラタのレビュー・感想・評価

いまを生きる(1989年製作の映画)
3.9
抑圧された環境下で溢れ出る情熱は、眩い光そのもの。隠そうとも隠しきれないそれには、大人になるにつれ我々が見失っていく"心の声"が凝縮されているように思う。数多くの名台詞が散りばめられた魅力的な作品。中でも、"作者の意図がどうこうは関係ない。自分自身がどう感じたが重要なんだ!"という言葉にはハッとさせられた。相対評価の中でしか生きていない自分にとっては心に刺さる言葉であった。ロビンウィリアムズの好演は言わずもがな。物語に明確な終着点を設けない点も良い…。
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