調伏系V魔虚羅

いまを生きるの調伏系V魔虚羅のレビュー・感想・評価

いまを生きる(1989年製作の映画)
4.4
1959年、バーモントにある全寮制の名門進学校にやって来た新任の英語教師。破天荒な授業を通して、詩の美しさや人生の素晴らしさを説く教師に惹かれていった生徒たちは、彼がかつて学生だった頃に作っていた“死せる詩人の会”という同好会を自分たちの手で復活させる。

厳格な名門校に一人の教師がやって来た。伝統と規律に縛られた生徒達に型破りな授業を行い、詩や人生の素晴らしさを謳う。どんな試練が先に待ち受けようとも、夢を持ち、ひたすらそれに向かって突き進む。それが自由を求める人間の人生、運命というものなのだ。そうやって今を生きる者達の慟哭が心に響く。人生における指針のようなものにしたい名言ばかりが詰まった傑作だった。
調伏系V魔虚羅

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