社会や組織の中で生きるということ、そこで生じるジレンマ、人とは違う歩き方をしたい、けれど人に同化したいという矛盾、学校という小さな社会ではあるけれど薄々感じるようになってくるそういったものへの向き合い方をキーティング先生が教えてくれる。
ロビン・ウィリアムズがハマり役すぎる、あの優しい笑顔を見てるととってもあったかい気持ちになる
デスクセットをぶん投げるシーンがすき、「気にするな、来年もまた同じのをもらえるさ」って台詞がたまらなく良かった。
あとはラストの名シーン、全員じゃないところが現実味あって好き
鑑賞後のどこか胸にひっかかるもの、たぶんこれは現代に生きている限りずっと抱え続け悩み続けていかなければならないものなんだと思う、だからこそわたしはこれからも映画を観るし人の書いたものを読む。
ハッピーエンドとは言い難いけれどわたしの中で間違いなく一歩を踏み出す勇気をくれる作品になった
机の上に立て 自分の歩き方を見つけろ