このレビューはネタバレを含みます
最初は、王道の学園物語をイメージしていたが、思っていたよりも深くて重いメッセージを残していった作品。
「自由に生きる」
「いまを生きる(Seize the day )」
自分の心の声を聴き、
魂の赴くがままに生きること
世間体を気にせずに自分の
やりたいことをやること
それができれば、きっとこの世を
去るとき良い人生だったと思えるだろう
ニールの死は衝撃的だったが、
安定した道を進んでほしいと願う親の
心も少なからず分からなくはない
10代のころだと、おそらく
ニールの両親に対しては反発しか感じなかったと思うが、
年を重ねると また違った見方ができる
作品だと思う
また、個人的には、この映画の見どころの
一つがトッドの成長だと感じた。
最初は引っ込み思案だった彼が
徐々に表情豊かになり、
最後には一番に机に登って
自分の思いをキーティングに伝えたシーンは感動して
涙が止まらなかった。