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いまを生きるのmemeのネタバレレビュー・内容・結末

いまを生きる(1989年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

最初は、王道の学園物語をイメージしていたが、思っていたよりも深くて重いメッセージを残していった作品。

「自由に生きる」
「いまを生きる(Seize the day )」

自分の心の声を聴き、
魂の赴くがままに生きること

世間体を気にせずに自分の
やりたいことをやること

それができれば、きっとこの世を
去るとき良い人生だったと思えるだろう

ニールの死は衝撃的だったが、
安定した道を進んでほしいと願う親の
心も少なからず分からなくはない

10代のころだと、おそらく
ニールの両親に対しては反発しか感じなかったと思うが、
年を重ねると また違った見方ができる
作品だと思う


また、個人的には、この映画の見どころの
一つがトッドの成長だと感じた。
最初は引っ込み思案だった彼が
徐々に表情豊かになり、
最後には一番に机に登って
自分の思いをキーティングに伝えたシーンは感動して
涙が止まらなかった。
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