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いまを生きるのnobu0326Jのレビュー・感想・評価

いまを生きる(1989年製作の映画)
4.0
優秀な生徒たちが集う寄宿学校でのお話。
周りの風景が美しい。赤い裏地のダッフルコート、若さ、可能性、夢。
イーサンホークがなんとも初々しい。
我が国日本では規則で縛りお行儀良い生徒を育てていくことが良いとされた。しかしちょっと待てよとゆとり教育が始まった。そしてそれも行き詰まった。
人は今どっちが陸でどっちが海か自分で探す羅針盤の機能が弱まっていると思う。
さらに、優秀な船長も失ってしまったら人はどこに彷徨っていくのだろう。
なんとも突き付けられる映画「いまを生きる」(1989年作)でした。
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