センカン

ガメラ2 レギオン襲来のセンカンのレビュー・感想・評価

ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)
3.9
ガメラ「小さいのはやみちくりー」

前回はガメラさんにおんぶに抱っこの人類、というか邪魔すらしてたところから、共同して宇宙の侵略者レギオンと闘う流れ、熱い展開すぐる。
序盤は小型レギオンと自衛隊の闘いで彼らの習性を知っていく流れを遠い海の中で見つめつつ、デカいの来たらおっとり刀で登場してくれるガメラさん。やはりヒーローは遅れてやってくる。

仙台での闘いは結構な衝撃で、前回のギャオスの時とは段違いな被害。ギャオスの痛みも癒えてない日本ボロボロ過ぎませんか?南から北まで大損害、そろそろ怪獣保険とか出回ってそう。
そんな人類を気遣ってか、今回のガメラさん移動全部空からにしてくれてるんですね!なにその優しさ。
「地上から来てばっかで悪かったガメ」
と言わんばかり。
まぁ急いでるからでしょうけど、かなりお疲れであろう最後の帰りまで空から帰って頂いてるんです。確かにあそこから歩いて帰られると被害がエグいのだけれど。

ラスト戦闘はまた激アツで、体格のデカい相手に近接でパワー勝負とかカッコいい。
光線触手でボロボロになりながらの必殺技はもう生物としてそれどうなの?って感じですが、ホントカッコいい。
最期の自衛隊の敬礼が良いですよね。ヒーロー怪獣ものの胸熱展開のひとつ。

今回のオチ会話は実に綺麗。
環境破壊はガメラの敵認定されるかもよ?
環境は大切にね!実に分かりやすい。
やっぱか前回おかしかったんだよな…

点数内訳
世界観:4.0
ストーリー:4.0
キャラ:4.0
音:3.5
映像:4.0
スコア:3.9
センカン

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