こーたろー

手紙のこーたろーのレビュー・感想・評価

手紙(2006年製作の映画)
4.8
「誰しもが犯罪というものからは遠くにいようとする。一種の防衛本能というものだろうね。君が周りから差別されるのも無理はないのだ。君のお兄さんはそこまで考えなければいけなかったのだよ。それも含めて償うということなのだよ。」これに全てが詰まっているように思えます。
犯罪を犯した側と、被害をこう持った側、どちらにも属していて属していないような立場を主軸に、正義とは何か?、家族とは?、犯罪とは何か?を描き出す作品です。
ちなみに幼少期の僕が虫取り少年役でエキストラ出演しています。
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