未だにカルト的に支持されてる映画らしいのだが、あまりの物語の緩急のなさについていけない感じでキツイ。
アレックス・コックスの『レポマン』やタランティーノの『フロム・ダスク・ティル・ドーン』、さらにはリンチの『ロスト・ハイウェイ』は本作の手法を踏襲してるんだね。脱構築路線の元祖、とでも言いますか。
箱を開けたら📦ピカーっと光って大爆発!という異常極まりないシチュエーション自体がホラー映画みたいだ。随所にあるバイオレンス描写もやたらと過剰。
個人的にはもうちょっと脚本がスッキリしてた方が映画に入り込めた筈。何かと歯切れの悪さが目立つ作品である。