原作は山口瞳の同名連作短編小説の🎬化です。
岡本喜八監督は映画化にあたりかなりの部分の設定を変えて製作しているようです(原作は未読ですが・・)
コミカルな中にもほのぼのとした幸福感ある映像でした。
当時の山口瞳はサントリーの社員で書いていたから半自伝的小説風になっている。
主人公の江分利満役の小林桂樹も山口瞳本人に似せて演技している。
当時の世相がよく出ていて私は子供の頃を懐かしく想い出しました。
舗装のされていない砂利道、小さなドアの付いた冷蔵庫、小学校の運動会の景品がノートと鉛筆などなど懐かしく巡って来ました。