江分利満氏の優雅な生活の作品情報・感想・評価・動画配信

『江分利満氏の優雅な生活』に投稿された感想・評価

ちょうど同じ岡本喜八監督の「侍」を観たばかりだったので、共通のキャストも多いし、今回もセリフ多いし、でも設定自体は対照的なので、ついつい比較すると面白い。私はこういうコメディタッチのほうが好きだなあ…

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このレビューはネタバレを含みます

一人の男の人生を通して戦後を終わらせるという試みなんだろうか。

終盤はほぼ主人公の独白で徐々に反戦色が強くなってくる。

親父のキャラが面白い。
たつ

たつの感想・評価

4.5

超面白い。戦後で低月給だが平凡な家庭を持ち、平凡に働き、呑んだくれるサラリーマン、経済的には厳しいが中流階級。

父が実業家で金持ちだったが、それは戦争による特需だった。戦前・戦中・戦後の経済かつ社…

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開始数秒で面白い。何この尖りまくった作品。一体何年前の作品か分からなくなるくらいおしゃれで楽しくて斬新で面白い。

あと、結構現代的なものの感じ方や捉え方が表現されてて「人の気持ちってのは時代が違っ…

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Emi

Emiの感想・評価

4.0
36歳老けすぎ!
お酒飲んで、くだまいて。
ずっとしゃべってておもしろかった。
戦争を経験している人にしかわからない感情があふれていた。
larabee

larabeeの感想・評価

4.4

【エブリマンって名前は今でもカッコイイ】

1963年の作品だが、当時のサラリーマンの生活、中年男の生き様が活き活きと、そして哀愁たっぷりに描かれていて同じ時代のクレイジーキャッツのサラリーマン作品…

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原作は高校生の頃に読んだ記憶があるが、本作は設定をより原作者である山口瞳本人に近づけている。昭和30年代・高度成長期のサラリーマン生活が垣間見えるほか、アニメや特撮が混じる表現方法が興味深い。
当時…

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"江分利満氏"という存在と語り口のおもしろさと、戦中派の感慨が(ラスト20分の嘆きよ!)迫ってくるすごい作品。東宝社内では変化球にも程があると憤りを買ったらしいが、これこそ岡本喜八の映画だろうと思う。

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岡本喜八監督『江分利満氏の優雅な生活』(1963)

くだをまいて、小説となり生活となる。

江分利満氏の圧倒的な哀愁と存在感。
岡本喜八の奇術師のような演出が眩しい。

戦争が自分の家を繁栄させて…

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crn

crnの感想・評価

3.5

平和な今、豊かになっていくのに、なぜか面白くないエブリマン。コメディのかたちをかりて、若き日の個人と集団の体験に折り合いをつけられない戦中派の哀しさが描かれるとは意外だった。

タイトルからして面白…

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