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うつせみのSAQのレビュー・感想・評価

うつせみ(2004年製作の映画)
3.8
テシクが独房で姿を消そうとするシーンから一気に引き込まれた。誰にも邪魔されない究極の愛の形を見つけた二人。
この奇妙な愛の形はもはや言葉にできないが、見ていて切なさが全くなく、むしろ今まで以上にお互いの存在を確かめ合える事がとても幸せそうに思えた。

邦題が素晴らしい!!


空蝉、空蟬(うつせみ)とは、

◼この世に生きている人間。
古語の「現人(うつしおみ)」が訛ったもの。転じて、生きている人間の世界、現世。うつそみ。
◼空蝉セミの抜け殻、またはセミそのものを指す夏の季語。
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