伝説の作品「私立探偵 濱マイク」から8年。林海象監督が作った新たな探偵伝説なのだが。
舞台を川崎に移して、 濱マイクの流れを組むようなファッショナブルな探偵。しかし今回は私立探偵ではなく巨大な探偵組織で各話によって主人公も変わる。そうした無機質な感じに思えて感情移入が難しい。そもそもキャスティングに問題があると思う。
濱マイクも探偵事務所5出身らしいのだが、今回は兄弟?と思わしき人物が登場するがいろいろ残念なことに。。。。これ、濱マイクがカメオ出演の方が絶対によかったと思う。
とてもいい作品になりえるはずだったのに、本当に惜しい作品である。
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「探偵事務所5 カインとアベル」
20200515
☆☆☆★★ 3.5
「探偵事務所5 カインとアベル」がFilmarksになかったので
仕方なくここに記する。
映画版の「探偵事務所5〜楽園 Paradise〜」「探偵事務所5〜失楽園 Paradise Lost〜」は面白かったものの若干の不満は残った。しかしこちらの方がストーリーとしてはとても面白い。導入部がオレオレ詐欺というのが身近な犯罪であってそこから巨悪の犯罪へと繋がっている。まさにアッという展開が用意されている。
ただやはりこのシリーズに共通するのはキャラの薄さだろう。なんというかいい人すぎてしまってカッコよくない。逆に塩谷瞬のキャラクターの方が素晴らしかった。
あとちょっと笑ってしまうのが、ファッションやクルマのアイテムだろうか。いやまあ映画的にはカッコいいのだが、川崎の工業地帯でブラックスーツにソフト帽は目立ちすぎだろwwそれと探偵5のクルマが黒塗りのレトロ高級車で探偵5のマークもバーーーンと貼ってあってまったく隠密行動出来ない使用だ。