地底獣国

囁きの合唱の地底獣国のレビュー・感想・評価

囁きの合唱(1918年製作の映画)
3.5
ディメンテッドじゃない方のセシル・Bこと、デミル監督作品。

冗談はさておき、デミル監督と言えば「十戒」「キングオブキングス」といった宗教映画のイメージが強いけれど、こういう「小さな」映画も撮ってるんだなあ。

時代が時代だけに「ギャンブルは身を滅ぼす」「コツコツ真面目に働くのが良い」という教条的な面があるけどあまり押し付けがましくなくて見せ方が上手い。まあ評決が出てからの話が長いけど。それと監督が死刑制度についてどう思っていたのか気になる。

おまけその1:天使?の声弱すぎ問題。ショーウインドウの前で現れてたらこんな事にならんかったのに。

その2:嫁のために息子を叱る姑ってなんか新鮮。人が喜びのあまり死んでしまうという場面にもちょっとびっくりした。
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