テレ東の午後ロードで視聴。
俺が言いたいこと例えます↓
奥さんがカニを出汁に味噌汁作ってくれるとする。絶対美味しいカニの味噌汁。
で、食べてみると実際美味しい。最初ズズズッてやってるうちは。カニの味が濃厚で。
で、さて、具を食おうってなりますよと。味噌汁に箸突っ込んで、中身掴んで、持ち上げてみて…
はい、そこで唖然。
ポテトチップスが入っている。
味噌汁の具に。
は?ってなるじゃん。
これおかしいよねってなるよね?さすがに奥さんに怒るよね?
この映画…
クライマックスに、主人公達がイタズラで打ち上げ花火を盗むんだけど、その”打ち上げ花火を盗む動機”の部分が、上記で言うところのポテトチップスです。
言わずもがな”カニ”の部分は、面白い部分。笑える部分。くっだらないギャグ要素。
普通に笑えるし面白いんだこの映画。主人公達が地元の駐在さんにいろいろなイタズラを仕掛けるんだけど、そのどれもがくっだらなくて。可笑しくて。観ていてゲラゲラ笑える。
だから、思い切ってそっちに傾倒すれば、普通に素敵なコメディ映画になるはずなんだよね。最後まで一辺倒でギャグ貫けばいいんだ。
なぜ、ああやって、貧相・チープ極まりない感動要素をつぎ込んでくるのか。
なぜ、決して共感できるはずもないうっすーい人情味を動機に、必死こいて息急き切ってってラストスパートを描くのか。
俺は邦画のこういう要素が嫌いです。大嫌いです。
なぜみんなポテチが具の味噌汁をズルズルすすれるのか。
以上